日本農業の動き185
できるか、農業の所得倍増


農政ジャーナリストの会 編

農業構造が不可逆的に脆弱化していくなかで、日本の農業はこの場に踏みとどまり、そしてV字回復をしていかなければならない。実現可能か否かは別にして、ドラスティックな「農業・農村所得」倍増計画を現実のものにしていかなければ、日本農業に明日はないと思える。日本農業の「強み」である農業の多様性を地域別、作目別に精査し直し、現状の「農業・農村所得」を倍増できるよう戦略を導出する。また、その具体策を提示する。

B6判/160頁/定価(本体価格1,200円+税)
/2014年12月刊

ISBN978-4-541-04005-3 C0061


<主要目次>

<特集>できるか、農業の所得倍増 
所得倍増の行方は「農業改革」の成否にかかっている(村田泰夫)
農業・農村所得倍増目標10カ年戦略(小里康弘)
農業所得の動向と倍増の実現性(清水徹朗)
攻めの農林水産業に貢献する研究開発(雨宮宏司)
農業は大きなビジネスチャンス(田中進)
<農政の焦点>人口減少の克服と地方創生を強力に推進へ(下山隆雄)
<地方記者の眼)>「地方創生」を考える(中崎清栄)
<農政ジャーナリストの会・食生活ジャーナリストの会・記念講演>日本の食文化(熊倉功夫)
<IFAJ英国スコットランド総会に参加して>小さな島からのイノベーションを掲げて(池田辰雄)

   

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