日本農業の動き182
 いま米に何が起きているのか


農政ジャーナリストの会 編  

24年産米、25年産米のコメの値上がりは関係者に衝撃を与えた。「豊作なのに値段が上がる」事態は、何故起こったのか。本書は、農業ジャーナリスト、行政関係者、流通関係者、実需者企業関係者が、各方面の立場から分析を加える。米価はどう変わり、形成されるのか。昨今の流通事情はどうなっているのか。外食などの大口利用者の動向は。

B6判/定価(本体価格1,200円+税)/2013年12月刊

ISBN978-4-541-03954-5


<主要目次>

農業気象台
<特集>いま米に何が起きているのか 
市場との間合いを探る米価決定のプロセス(村田泰夫)、わが国における米をめぐる事情(今城健晴)、変化する米流通の今(木村良)、実需者側からみた、最近のコメ価格の高騰の状況(安部修仁)
●減反と飼料米―日本農業を稲から見直す(中西博之) 
<農政の焦点T>米の需給と新米ネット商戦過熱(久米千曲) 
<農政の焦点U>平成25年度農林水産予算概算(池田辰雄) 
●変わり始めた農産物直売所―安売りから脱却、自立への道歩む直売所の台頭(青山浩子) 
<海外レポート>最新中国の農村農業見聞記―中国河南省(金子弘道) 
●TPP論議の前にまず考えよう―日本人と農について内省させられる映画『先祖になる』 
<地方記者の目>鳥獣害から村を守る―岐阜県の現場から 
<IFAJ・アルゼンチン総会に参加して>急増する南米の穀物・大豆輸出をアルゼンチンに見る―農地収奪の時代における新たな展望

   

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