日本農業年報59
動き出した「人・農地プラン」―政策と地域からみた実態と課題―


谷口信和:編集代表
安藤光義・西山未真:編集担当
 

昭和1桁世代のリタイア、認定農業者数の減少という農業構造の変化の中、農政はその状況にどう対処すべきなのか。今こそ、地域農業構造改革に取り組む「最後のチャンス」とのスタンスを持って、農政施策「人・農地プラン」を識者が多面的に分析した。
 第T部では政策領域からの分析を提示。第U部では、北海道から南九州まで全国各地域における現状と課題を提示した。

A5判/定価(本体価格2,800円+税/2013年9月刊

ISBN978-4-541-03945-3


<主要目次>

総  論:「人・農地プラン」の歴史的地位 谷口信和(東京農業大学)

第1部:政策領域別アプローチ 
第1章:JA地域営農ビジョンと全国運動の課題と先駆的実践 田村政司(JA全中)
第2章:「人・農地プラン」の構造政策における歴史的位置―構造政策の推進体制と範囲を巡る問題― 安藤光義(東京大学)
第3章:「人・農地」の裏側にみえる新しい農村社会像 西山未真(千葉大学)
第4章:集落営農と「人・農地プラン」への取り組み 伊庭治彦(神戸大学)
第5章:青年就農給付金による就農支援と「人・農地プラン」澤田 守(中央農業総合研究センター)

第2部:地域別アプローチ
第6章:北海道における「人・農地プラン」の実際―北海道における事情とそれへの対応― 井上誠司(酪農学園大学)
第7章:新潟県における「人・農地プラン」への対応と地域農業の再編課題 伊藤亮司(新潟大学)
第8章:栃木県における「人・農地プラン」取り組みの現状と課題 秋山 満・神代英昭(宇都宮大学)

   

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