地域資源保全主体としての集落
―非農家・新住民参加による再編を目指して


本田恭子 著
 

本書は、地域資源保全についての、個人レベル(非農家・新住民の参加促進)、集落レベル(異質な参加者間の適切な役割分担)、政策レベル(適切な公的支援の設計)の課題に対し、保全主体としての集落に焦点を当てて分析を行い、保全体制の再編に向けて集落単位で実践可能な方策を提示した

A5判/定価(本体価格2,800円+税)
2013年3月刊

ISBN978-4−541−03915−6


<主要目次>

序章 背景と課題
第1章 農業用用排水路の保全体制の傾向と地域性
   ―2005年農林業センサス分析―
第2章 ため池・用排水路の保全作業に対する住民の参加規定要因
   ―用水利用および保全作業の形態に着目して―
第3章 混住化に伴うため池・用排水路の保全体制の再編
第4章 農業構造の変化に伴う地域資源の保全体制の再編
第5章 活動の種類と効果からみた資源保全対策の評価
   ―農地・水・環境保全向上対策を事例に―
第6章 混住化が資源保全施策に対する取り組みに与える影響
   ―むら仕事への報酬の認定に着目して―
第7章 農村住民の移住者受け入れ条件―集落への「適応」の二側面―
終章 要約と結論

   

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