中国農業のゆくえ―JIRCASの中国農業・社会経済調査研究―

銭 小平　編著
　

本書は、JIRCAS(国際農林水産業研究センター)と中国による「中国食料の生産と市場の変動に対応する安定供給システムの開発」日中共同研究プロジェクトを通じて、近年の中国の食糧政策と食糧・畜産物の需給動向、農産物貿易・食の安全性問題、農民の組織化問題、経営リスクの考え方などのホットな農業問題の現状を解析した。

A5判／定価（本体価格2,700円＋税）／2011年9月刊

ISBN978-4−541−03788-6
＜主要目次＞

はじめに―JIRCASと中国の共同研究
第１章　近年の食糧政策動向（徐：著、銭：訳）
第２章　食糧生産の変化と新たなジャポニカ米産地の動向（銭・矯）
第３章　合作組織（河原）
第４章　冷害リスクを考慮に入れた稲作農家の経営計画（中本・矯・李）
第５章　食肉・酪農の生産拡大と抱える課題（郭・小宮山）
第６章　食料消費の動向（草野）
第７章　農産物需給の見通し（小山）
第８章　農産物貿易の動向（陳・夏）
第９章　食の安全性をめぐる問題（銭・陳）
第10章　国境地帯の農産物貿易事情
−雲南とラオス・ベトナム間の事例（銭）
おわりに―中国農業の課題
　 　
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