「農」を論ず ―日本農業の再生を求めて
梶井 功 編著
農業はいかにあるべきか。農業界の重鎮・梶井功がベテランの執筆者を集め、改めて農業の価値を問い直すことを試みた。「自然との共生の中で、生命の糧を作り出している農業を単なる経済的価値で評価してはならない」と「農」の存在意義を論じる。TPP問題で日本農業が危機に瀕する今こそ読むべき1冊。
A5判/定価(本体価格2,500円+税)/2011年8月刊 ISBN978-4-541-03779−4
第1章 農業の特質(梶井 功) 第2章 農業・農村の存立意義(田代洋一) 第3章 農法の展開過程(梶井 功) 第4章 水田農法変革の課題(梶井 功) 第5章 食料自給率50%引き上げのための政策課題(梶井 功) 第6章 農業インフラの役割とあるべき公的支援 (堀口健治) 第7章 酪農における生産システムの転換(荒木和秋) 第8章 里山を生かす―自然環境とその管理主体―(神山安雄) 第9章 EUの農村と農業―南ドイツを事例に―(村田 武)