共生農業システム叢書

第5巻 大消費中核地帯の共生農業システム


矢口芳生 編集代表
平野信之 著

「競争社会から共生社会へ」これが成熟社会のキーコンセプトであり、21世紀の課題である。「共生」という視座から農業問題に接近し、持続可能な環境共生型社会への道筋を明らかにする。第5巻は、大消費中核地帯(関東・東海・近畿)の都市的住民と農業経営との多様な交流・連携の可能性と展望を提示する。

A5判/256頁/定価(本体価格2,800円+税)/2008年11月刊

ISBN978-4-541-03606-3


<主要目次>

序 章
1.本巻のねらい
2.地帯構成論における関東・東海・近畿農業の位置づけと「大消費中核地帯」の農業展望
3.本巻の構成
第1章 大消費地中核地帯における共生農業システムをとらえる視点
1. 大消費中核地帯における共生農業システムのコンセプト
2. 共生農業システムにおける農業経営の論理
第2章 大消費地中核地帯における地域経済の動向と農業構造−「農業構造問題」の到達点
1.大消費中核地帯としての関東・東海・近畿
2.経済構造転換期における大消費地中核地帯の労働市場
3.地域農業構造の変動と担い手の動向
第3章 大規模水田作経営の展開と地域における連携・協働−東海地域における家族農業経営をベースとした共生農業システム
1.「共生農業」視点からの大規模水田作経営へのアプローチ
2.大規模水田作経営の形成と農業担い手の特徴
3.大規模水田作経営における多様な組織への参加と連携
4.多様な地域連携に支えられた野菜複合型大規模水田作経営
5.地域の農地管理システムと大規模水田作経営
6 小括
第4章 東海地域における集落営農再編と大規模農場制農業への展開−集落営農をベースとした共生農業システムの新展開
1.農場制農業実現に向けた集落営農の現代的意義 
2.大東町および大須賀町における集落営農の再編
3.「資源管理型農場制農業」とD農産の新たな展開
4.小括
第5章 「市民参加型農業経営」を核とした連携・協働−都市農業における市民参加型の共生農業システム 
1.都市的地域における農業への市民参加
2.ベットタウン相模原市の農業
3.A農園における市民参加の多様な取り組み
4.A農園参加者のアンケート調査結果
5.小括
6.追記
第6章 油糧作物栽培を核とした地域バイオマス資源循環と共生農業システム
1.共生農業システムからみたバイオマス資源循環
2.滋賀県愛東町におけるナタネ栽培とバイオマス資源循環 
3.島根県斐川町におけるヒマワリ栽培と住民評価
4.小括

   

| 農林統計協会ホームページ | 新刊書 | 購入方法 |