与件大変動期における 農業経営
日本農業経営学会 編 責任編集 八木宏典 国内市場競争から国際市場競争へ、そして農政の大改革と、経営環境の大変動期の中、わが国の農業経営はこの変化に適応しきれておらず、危機的状況にある。日本農業経営学会は、水田農業を対象にこの問題を共通課題として３年間にわたり研究してきた。わが国の水田農業の姿とその担い手たる農業経営の展望を描く。 A5判／246頁／定価（本体価格3,500円＋税）／2008年11月刊 ISBN978-4-541-03600-1
はじめに ＜津谷好人> 第１章 コメ改革の政策論理と構造改革の展望 ＜鈴木宣弘＞ 第２章 水田作の構造変動と担い手像 ＜納口るり子＞ 第３章 水田農業構造改革と地域ビジョン ＜梅本 雅＞ 第４章 コメ消費・流通構造の変化と販売戦略 ＜冬木勝仁＞ 第５章 21世紀日本の農政改革の方向と経営政策 ＜八木宏典＞ 第６章 家族農業経営の展開と経営政策 ＜岩元 泉＞ 第７章 集落営農と経営政策 ＜桂 明宏＞ 第８章 担い手の経営確立と支援方策 −愛知県における水田農業改革をめぐって− ＜山田 勝＞ 第９章 変わる市場環境・政策環境と戦略的経営行動 ＜生源寺眞一＞ 第10章 暖地畑作における担い手問題−品目別政策との関連において− ＜笹倉 修司＞ 第11章 米市場の変貌と水田作経営の対応 ＜伊藤忠雄＞ 第12章 米市場変革期における産地マーケティング戦略の課題 ＜小野雅之＞ あとがき ＜小林 一＞
