共生社会システム研究 Vol.1 No.1 共生社会へのみちすじ


共生社会システム学会 編
 

「共生」概念が注目を集めている。経済効率性追求から『調和社会』への大転換が世界の共通テーマだ。「持続可能性」「多様性」「コミュニケーション」「地域社会」「風土」「農の営みと暮らし」といったキーワードをベースに、様々な局面での「共生」を、各分野の研究者による独自の分析を通して明確化し、内在する問題点の把握、今後の進むべき方向性をくっきりと呈示する。

 

A5判/278頁/定価(本体価格2,900円+税)/2007年06月

ISBN978-4-541-03507-3


<主要目次>

1 「共生」社会の可能性を人間と社会から考える
2 共生社会システムへの道
3 「共生社会システム学」の提唱
4 共有されるニーズと,分断されるリアリティ
5 ローカルフードシステム構築から考える共生社会実現の可能性
6 「食環境」から見た「共生社会」構築のための教育に関する考察
7 野生動物保護の目的と構造
8 動物飼育における人の責任:動物福祉論からの考察
9 既存民宿における体験型グリーン・ツーリズムの取り組みの実態と課題
10 市民参画を目指した新たな農地管理システムの必要性とその可能性
11 共生社会を基礎とした責任概念構築の試み
12 「民衆文化」を構成する高齢者の歌唱行動
13 西興部村猟区利用者の実態とその意識
14 Interregional Income Disparities durinng the Transition in the Republic of Macedonia

   

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