エコミュニティ社会の創造と展開−農山漁村再生の条件とメカニズム−
大西緝 編著
農林水産業のみならず観光業や教育・福祉問題にまで視角を拡げる本書は、新たな農村政策の方向を具体的に示している。離島や半島といった地域での農山漁村の再生方向を、新しい概念「エコミュニティ」を視野に入れて検討する意欲的な研究の成果。
A5判/310頁/定価(本体価格3,900円+税)/2007年02月刊
序章 研究の目的と概要 第1章 エコミュニティの概念と意義 第2章 非営利事業・組織の時代 第3章 集落のサスティナビリティ 第4章 沖永良部島における高収益農業の展開と環境保全対策 第5章 農村集落におけるコミュニティ機能−和泊町国領における子育ての協同− 第6章 離島における水資源確保と地域営農システム再編 第7章 障害者の自立と農業−農の福祉力の視点から− 第8章 小学校の地域住民自治形成的役割と村づくり−鹿児島県出水市上場集落の事例より− 第9章 離島における交流を生かした地域再生−長崎県対馬島− 第10章 農山村振興とエコミュニティ−京都府南丹市美山町を事例に− 第11章 離島におけるリゾート開発圧力への対抗−韓国済州島の生態村づくり− 第12章 地域資源活用型漁業への転換−鹿児島県南さつま市笠沙町を事例として− 第13章 地域産業の複合化による自立的展開−瀬戸内町加計呂麻地域の課題と展開方向− 第14章 ベトナム農村の自立発展と地域教育 第15章 農村環境保全をめぐる助成と規制−イギリスの経験−