日本農業年報52 新基本計画の総点検−食料・農業・農村政策の行方−


編集代表 梶井功・編集担当 小田切徳美 

日本の農業施策の方向性を示す「食料・農業・農村基本計画」が、策定後5年目の今年見直しされた。その新[基本計画]について、議論は充分なのか、問題点は何なのかについて、行政、研究者、記者など各分野の論客から意見を集めた「基本計画」の内容を問う決定版。
 

A5判/350頁/定価(本体価格3,500円+税)/2005年11月刊

ISBN4-541-03302-X


<主要目次>
T 総論
1 座談会「新基本計画」が目指すもの
2 なにが議論され、なにが残されたのか?−自給率論議の盲点−
3 「新基本計画」の特徴と論点
4 「新基本計画」策定の政治過程
5 「新基本計画」とJAグループの対応
U 「食料自給率の目標」をめぐって
1 目標食料自給率45%の実現への担保
2 「国民運動としての食育」の可能性―学校給食―
V 「望ましい農業構造の確立と担い手育成・確保」をめぐって
1 「新基本計画」の「望ましい農業構造」とは? 
2 コメを含む本格的な経営安定対策確立の課題−ウルグアイ・ラウンド合意後10年を総括し、「品目横断的政策への移行」を検討する− 
3 「集落営農」をめぐる議論とその可能性 
4 「集落営農」をめぐる議論とその可能性 

W 「農村の振興対策」をめぐって

1 「農村の振興対策」をめぐって

X 資料

1 食料・農業・農村基本計画
2 食料・農業・農村基本計画工程表
3 農業構造の展望

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