近代経済学的農業・農村分析の50年


東京大学大学院農学生命科学研究科教授 泉田洋一 編

日本の農業・農村分析に近代経済学的アプローチはどう対応してきたのか。本書は、戦後から現在までを総括し、今後の経済学的な農業の分析に求められるものを指摘し、新しい世紀における農業経済研究の将来方向を検討する。

A5判/310頁/定価(本体価格3,500円+税)/2005年07月刊

ISBN4-541-03282-1


<主要目次>
1 近代経済学的農業・農村分析の50年
2 日本農業経済学の「旧くて新しい」課題
3 農業部門の過剰就業
4 経済発展と産業間労働力移動−日本の実証分析と途上国における労働力移動分析への含意
5 部門別資源移動と農業成長分析
6 日本農業における技術変化の研究:展望
7 日本農業における空間均衡分析の系譜
8 経済発展と米経済
9 熱帯モンスーン・アジア稲作農業の50年−スリランカとフィリピンの経験を中心として−
10 農業と環境問題

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