フードシステム学全集第8巻 世界のフードシステム


高橋正郎監修、堀口健治・下渡敏治編

乖離した「食」と「農」を再び繋ぐための理論=フードシステム学を体系化する本シリーズの
最新刊。食の分野における多国籍企業のグローバルな動きの深化は、世界のそれぞれの国・地域に
どのような影響をあたえるのか。本巻では、グローバル化とローカル化という二つの分析
視角のもと、世界のフードシステムの動きと課題を把握する。

A5判/320頁/定価(本体価格3,800円+税)/2005年06月刊

ISBN4-541-03273-2


<主要目次>
序章 世界のフードシステム−ローカル性とグローバル化、歴史性、多様化とパターン化−
第1部 フードシステムのグローバル化と世界の食の供給と消費
1 内外の食料政策の展開と世界のフードシステム
2 南北問題とフードシステム−開発途上国からの視角から−
第2部 地域にみるフードシステムとその差異−グローバル化とローカル化の対応−
3 中国のフードシステム
4 アジアNIESのフードシステム
5 東南アジアのフードシステム−タイを事例として−
6 南アジア−インドのフードシステム
7 西アジアのフードシステム
8 ロシアのフードシステム
9 オーストラリアのフードシステム
10 中南米のフードシステム−ローカル性と多国籍企業−
11 アフリカのフードシステム座談会:欧米のフードシステム
第3部 フードシステムの国際リンケージの展開とローカルフードシステム
12 北米自由貿易協定と北米・中南米諸国
13 東アジアと環太平洋
14 日本の食品産業とその国際化
終章 21世紀のフードシステムの展望と課題

| 農林統計協会ホームページ | 新刊書 | 購入方法 |