ジュネーブの食卓 ルソーの時代の食料・農業・農村と食糧安全保障


東京穀物商品取引所常務理事 林正德著

18世紀のヨーロッパ・ジュネーブ共和国を舞台に、市民の食生活と農民の経済をさまざまな史料の中から描き出す。穀物を中心とした食糧管理の様子が市民生活ともにいきいきと描かれる。「農林統計調査」誌2003年4月号から2004年6月号までの連載を大幅に改筆。

四六判/394頁/定価(本体価格3,000円+税)/2005年05月刊

ISBN4-541-03263-5


<主要目次>
1 プロローグ―ルソーの生きたジュネーブ共和国
2 食生活―主食はパン
3 農村景観と土地利用―ボカージュと二圃制と
4 農村人口と就業構造―核家族で出身地と職業はさまざま
5 農業経営―小規模の有畜複合経営
6 農業者の暮らし―小説で読む農業者の四季と毎日
7 穀物生産―低い上に不安定な生産性
8 食糧自給率―食糧自給率はわずか一割
9 ワイン事情―複雑な国境・国内措置とその帰結
10 穀物市場―自由な変動相場制
11 食糧管理と国家貿易―手回しのよさとロジの手腕
12 食品産業―パン屋は儲かる商売
13 食糧危機の経験―量の不足よりも価格の高騰が問題
14 農業政策とその評価―食管赤字が最大の問題
15 エピローグ―グローバル化の深化と品質の時代の到来

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