フードシステム学全集第3巻 食品流通の構造変動とフードシステム


高橋正郎監修、小山周三、梅沢昌太郎編

乖離した「食」と「農」を再び繋ぐための理論=フードシステム学を体系化する本シリーズの最新刊。本巻では、近年大きく変動するフードシステムにおける流通を巡る問題をマクロ・ミクロの側面から分析し、流通構造変革への方向性を論じる。

A5判/404頁/定価(本体価格4,600円+税)/2004年10月刊

ISBN4-541-03196-5


<主要目次>
第1部 フードシステムにおける食品流通のパースペクティブ
1 食品流通環境の変化とサプライチェーン構造の問題点
2 農産物流通と加工食品流通の統合
3 食品流通の産業組織とその成果分析
4 食品流通政策の変化とそのフードシステムへの影響
第2部 消費者と食品流通
5 消費者とフードシステム
6 消費者と食品流通企業
7 食品ロスと循環型マーケティング・システムの一考察
第3部 食品流通における業態特性と食品流通連鎖の現状と課題
8 食品小売構造の変化と小売業態の利用実態
9 外食・中食産業の現在
10 わが国の商システムにおける加工食品卸売商の介在条件と役割
11 流通業における主体間関係とチャネル管理
12 食品流通における新規参入と構造変化
第4部 食品流通における技術革新と制度革新
13 生鮮EDIは食品流通をこう変える
14 食品流通のロジスティクス革新
15 取引制度改定の前提条件と基本的な方向
16 転換期を迎えた日本の青果物流通−ドール・ジャパンの使命
第5部 課題・今後の展望
17 HMR・HMSと食品マーケティングの今後
18 食品流通の新たな展望
19 アグロ・フード・マーケティング

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