コメをめぐる国際自由化交渉
−日本はどう対応するか−

元農林水産省農業総合研究所長・元日本大学教授 綿谷赳夫 著

国際貿易交渉の俎上に上ったコメは、WTO次期農業交渉の場でも更なる自由化攻勢に晒されている。本書では、コメをめぐる米国・EU・日本の息詰まる交渉過程をビィビィッドにトレースし、今後の交渉に向けた日本農業の対応策を考察する。斯界の重鎮、初の書き下ろし論文。錦谷理論を集大成した珠玉の一冊。

A5判/304頁/定価(本体価格3,500円+税)/2001年9月刊

ISBN4-541-02770-4


<主要目次>
第1章 ガットの成立とウルグアイラウンド交渉
第2章 コメ経済への接近
第3章 日米コメ交渉 その1−レーガン・ブッシュ大統領時代
第4章 農産物輸出におけるECと米国の対抗と
ブレアハウス合意の意味
第5章 日米コメ交渉 その2−クリントン大統領時代
第6章 ウルグアイ・ラウンド農業とコメ市場の部分開放
第7章 コメの市場開放をめぐる諸見解
第8章 WTOの次期農業交渉と加盟国の対応
第9章 日本はWTO次期農業交渉にどう対応するか
第10章 むすび

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