農業共済の経済分析
長谷部正、 吉井邦恒 編著

自然災害のリスクを回避し、農業経営を安定化させるために不可欠な農業共済制度の理論と現状を総括的に分析する。また農業共済の将来展望にも大胆に言及し、環境保全型農業の展開、NOSAI経営問題、情報化問題、農政問題等の関連づけをもとに、その課題を探る。

A5判/275頁/定価(本体価格3,000円+税)/2001年3月刊

ISBN4-541-02709-7


<主要目次>
序章 本書の課題と構成
  第1部

農業共済の歴史と理論 (第1章〜第3章)農作物共済制度の特質とその変遷/農業共済の経済理論/農業共済制度の財政

  第2部 農業共済の現状と課題(第1章〜第9章) 農家のリスク管理と農業共済/水稲共済と経営安定化/水稲任意共済の潜在需要/良質米導入と農業共済/畑作共済の現状と課題/家畜共済の現状と課題/果樹共済事業/野菜に対する農業共済制度の現状と課題/ 農業共済組合の経営分析
  第3部 農業共済の今後(第1章〜第6章) 環境問題と農業共済/収入保険を活用した経営安定対策導入の課題/農業経営の安定化と保険/NOSAI経営の改善方向と人材育成/情報化とNOSAI/21世紀農政の展望と農業共済
終章  

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