持続的農業のための水田区画整理
有田　博之・木村　和弘著

筆者らの共同研究によって、これまでに形成された水田区画整理技術を再検討し、再区画整理による圃場形態の持続的再編を可能とする新たな技術の提案を試みる。

A5／238頁／定価（本体価格3,000円＋税）／1997年2月刊
＜主要目次＞
第１編　過渡的状況での区画整理技術
　 I 圃場形態の過渡性・固定性
　 II 区画整理の展開と技術特性
　 III 多様な圃場形態の類型
　 IV 区画整理の立地移動
　 V 再区画整理工法
　 VI 再区画整理の事例
　 VII 傾斜地に適合的な等高線区画
　 VIII 道路抜き工法型等高線区画
第２編　労働環境としての圃場形態
　 I 維持管理労働と畦畔除草
　 II 除草作業時の身体的負担
　 III 畦畔除草の軽減対策
　 IV 畦畔除草面積を縮小する圃場形態
　 V 畦畔除草を縮減する排水路形態
　 VI 農作業の安全性と圃場形態
　 VII 安全性を考慮した畦畔法面形状
　 VIII 安全性を考慮した進入路の形態と区画配置
第３編　区画整理の計画作成支援技術
　 I 数値地形モデルの必要性
　 II 計画支援ソフトの開発
　 III 数値地形モデルをもちいた計画事例
おわりに
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