環境保全型農業論
桜井 倬治編

農薬や化学肥料の投入を削減し、本来もっている物質循環機能を活用し、農業生産活動にともなう循環への負荷を軽減させ農業の公益機能を増進させる―これが環境保全型農業。

A5/320頁/定価(本体価格4,272円+税)/1996年2月刊
ISBN4-541-02043-2


<主要目次>
序 章 環境保全型農業の現代的意義と展開条件
第I部 環境保全型農業の技術的諸問題
  第1章 環境保全型農業における土壌有機物の役割
  第2章 総合防除と環境保全型農業
  第3章 水田農業の水質保全機能の評価と活用
第II部 環境保全型農業の経営分析
  第4章 環境保全と農業の企業形態
  第5章 環境保全型農業の経営的課題
  第6章 国際化時代の環境保全型畜産経営の課題
  第7章 環境保全型農業と有機質肥料産業の新展開
  第8章 環境保全と農業の地力維持
第III部 環境保全型農業の政策課題
  第9章 環境保全型農業の理念と政策課題
  第10章 環境・資源保全における農業の役割 ー その概観
  第11章 農業水利施設の公益的機能評価
  第12章 水質障害対策事業の効果と経済的評価
  第13章 環境保全型農業と有機農業の日米比較分析
第IV部 先進諸国における環境保全と農業
  第14章 持続可能な発展とアメリカ地域経済
  第15章 アメリカの土壌・水資源保全政策と農業
  第16章 アメリカ農業の持続可能性
  第17章 資源保護と持続的農業
中部ヨーロッパを事例として
  第18章 環境保全型農業と食糧貿易の自由化
  第19章 食品安全性をめぐる課題とその経済分析
  第20章 食品安全性ラベルに対する消費者需要
持続的農業にとっての意味

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