数理統計の方法
　―批判的検討―
吉田　忠著

今日、数理統計学は、コンピュータ利用と相まって「偶然性」克服の有力な武器としてもてはやされ「制度化」されつつある。数理統計学を社会科学の立場から批判的に検討。

A5／247頁／定価（本体価格3,000円＋税）／1981年6月刊
ISBN4-541-00059-8

＜主要目次＞
〔I〕 　
第１章 統計的推論の基本的性格
第２章 ベイズ決定理論の基本的性格
第３章 因果関係の把握と統計的推論
第４章 標本調査による構造的変化の把握
第５章 サンプルローテーションと経済時系列
第６章 統計調査と標本調査
〔II〕 　
第７章 計量経済学の基本的性格
第８章 計量経済学とシステム・ダイナミックス
第９章 マルコフマトリックス批判
第10章 経済計画と計量経済モデル
第11章 計量経済学批判の方法
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